霊の形で生活する“宇宙人”

生命とは言えないが、月とか火星とか金星にも、それ独自の生成変化のルールに従う、いわば霊の形で生活する“宇宙人”がいるのかも知れません。どうやら、哲学者カントも、そんな意味も含め、すべての天体に住人が居ると考えていたようです。存在にも、まるでラジオのような周波数帯域(バンド)のようなものがあり、地球のバンドにチューナーを合わせると、たとえば、金星人の“存在バンド”から外れてしまい、住人の痕跡は、宇宙のランダムなバックグラウンド輻射のノイズに紛れてしまう。しかも、一旦その“存在バンド”から外れてしまえば、干渉が生ぜず、金星人と地球人はお互いを幽霊のように擦り抜けしまい、衝突事故すらも起こりはしないのかもしれない。ただし、どこぞの天体のUFOは、“存在バンド”の相互変換のコンバーター機能があるようだ。まぁ、事故は注意深く隠蔽されるようだ。オーパーツはコンバートしそこなって隠滅しそこない、地球に置き忘れられた遺物かも知れません。